概観
深刻なエピデミックを乗り越えた後、「トレイル」への共通の関心から、私たちは再び会い、一緒にトレイルの喜びを体験する。また、ATNの国際的なつながりを通じて、より密接で相互に有益な交流を願っている。したがって、第4回コンファレンスのテーマに特別な名前を付けた:Together We Go Further(一緒に、遠く歩こう)。
100年前の1921年に振り返ると、ベントン・マッケイがアパラチアントレイルを発足するというマイルストーンになった。過去の百年にわたって、強力な市民社会とボランティアの力が集まり、歩行者のハイキングの夢を駆り立てた。コンファレンスのメインテーマ[百年に敬意を表する:継承と革新]は、この百年の歴史をレビューと共有し、21世紀の世界各地にトレイルのトレンドを展開させる。
地球環境、金融、健康、安全などの急速な変動と挑戦に直面して、トレイルはどのように靭性を保つことができるか?各セッションは「パンデミックの影響における移動とトレイル政策」、「気候変動と環境影響におけるトレイル調整」、「高齢化社会、民族文化と地方創生におけるトレイルの活性化」、「トレイルを維持する靭性システムとシステム設計」、「民間の靭性と区域平和」の5つのサブトピックが議論され、思考される。
もちろん、会議中、ATN組織のメンバーたちが期待しているウェルカムディナーとカルチャーナイトについて最も細心の準備を整える。また、すべての外賓に特別に用意される台北街歩きは台湾ビール工場の見学以外も複数の詳細なガイド付きコースがある。
知識、感情と体験を備えて、豊富なアジェンダで皆様のご参加をお待ちしている。
会議のアジェンダ
テーマ
一緒に、遠く歩こう-2022アジアトレイルカンファレンス
オープニングセッション:百年に敬意を表する:継承と革新
百年とは、長い伝統だけでなく、100年前に起こった特定の出来事も指す。 1921年は、米国のアパラチアントレイルの立ち上げのマイルストーンだった。このトレイルは、ベントン・マッケイによって呼び出された。公共部門と強力な市民社会およびボランティアによって達成され、世界的に有名な長距離トレイルになった。荒野の保護を促進するための山道の倫理の基礎を築き、専門的な道建設の技術的継承も発展させてきた。 21世紀のさまざまな国で作成された多くのトレイルは、ほとんどが彼の願望に従っている、またはそれらに触発されている。例えば日本の信越トレイル、日本のみちのく潮風トレイル、台湾の千里歩道などだ。東アジアの国々は長い文化遺産を抱えており、また海で結ばれて相互に交流と影響をしている。トレイルもこの二重性を示している。例えば古代文明を継承する日本の四国遍路や熊野古道などがあり、そして海洋文明の進取的な精神、新しいアイデアと革新的な要素を受け入れ、スペインの巡礼ルートに触発された韓国済州島のオルレトレイルなどもある。
アジアトレイルカンファレンスが2021年に台湾で開催される。そのとき、100周年のイベントに敬意を表して、海の波のように相互に接続しているトレイル組織に集まり、継承と革新の道を共有する。この場所、台湾は強い海洋性格を展示する。中国本土の影響を受けた清朝の古道、そして日本が残した台北の四国遍路、高雄六亀の東海道、及び西洋の宣教師によって建てられた美しいカトリック教会への花東巡礼路などがある。または米国のアパラチアントレイル、日本の近自然工法、台湾地元の伝統的な技法などによる手作り歩道の工法もある。その他にも韓国の済州オルレと連携する友情の歩道がある。継承と革新は、各国のトレイルの共通価値と共通言語だ。このカンファレンスによって、夢の道へ私たちがどのように形成され、つながっている、私たちがどれだけ近いか、そして私たちがどれほど違うかをお互いに見ることができる。
サブフィールドの主軸とサブトピック:変化と課題に直面して、トレイルはどのように靭性を保つことができるか?
靭性とは、災害に直面した場合に、ダメージを減らして迅速に回復する能力だ。私たちは、世界を席巻している災害から抜け出した。この世界的な公衆衛生災害では、世界は密接に相互リンクされた運命のコミュニティを思い出させる。21世紀の中期に入った現在、多くの科学者の研究と起こったことによって、世界が直面している変化と挑戦がますます激しくなる。もちろん、これらの変化と挑戦はトレイルの範囲にも影響を与える。トレイルは人々が現実の課題から脱出し、健康と心身状態を回復することを可能にする。ただし、グローバルな変化が激しくなると、トレイルアクティビティにも変化と困難がもたらされる。トレイル推進運動ではそれを外れることは不可能で、もしかして一部の点で矢面に立つかもしれない。トレイルを経営管理の団体として、いかに地域の問題を発見し、各国の文化的伝統と制度的特徴から対策を開発すべきだ。サブトピックに関する議論を通じて、私たちはお互いの経験から学び、より強靭なコミュニティを形成することができる。変化の時代にお互いをサポートし、挑戦を対面する。
サブトピック1:パンデミックの影響における移動とトレイル政策
Covid-19は、人類史上初めて屋外のオープンスペースとしてのトレイルが閉鎖された宣言する必要があるの公衆衛生危機だ。特に多くの国境を越えた長距離トレイルハイカーにとって、国境を出入りの移動でも厳しく規制されている。Covid-19の予防は、人と人との接触を遮断し、ソーシャルディスタンスを維持する必要がある。したがって、頻繁なトレイルコミュニティ間の交流を中断する必要がある。深刻なエピデミックがある国ではこの公衆衛生危機に対応するため、トレイル組織がどの困難な決定と管理対策を提出するか?特にトレイル沿線のコミュニティ経済に関わっている。そして、屋外に行きたい、健康を求める利用者は管理するのが難しい。その他、極端な例として屋内空間の使用を制限されたため、人々が屋外に出ていくと他の影響が生じる可能性もある。各国のトレイル組織にはどのような試みがあるのを交流する。
サブトピック2:気候変動と環境影響におけるトレイル調整
地球温暖化によって気候変動の激化になり、国によって影響が異なる。寒帯地方に多くの場所では雪が少なくなり、山の水源に影響を与えたり、動植物の様態を変えたりすることがある。そしてもともと夏に暑い場所では、新しい最高気温に達し続ける可能性があり、熱中症が発生する可能性もある。その後、一連の環境影響が発生する可能性がある。野外活動やさまざまなイベントなどを開催して植生を踏みつぶされ、流水浸食などの土壌や水の保全効果に危機が発生する可能性がある。各国のトレイル組織が環境への影響についてどのように観察し、どのような調整および対応戦略を策定したか。
サブトピック3:高齢化社会、民族文化と地方創生におけるトレイルの活性化
多くのトレイルは、移動の必要性のために開発された道だ。これらの古道は、人口の高齢化と農村社会の移住による廃棄された。日本では、いわゆる「境界集落」の問題だ。一方、多くの地方が観光資源としてこれらの魅力的な古道を発見し、外部の観光客をこれらの危機に瀕した村に引き付け、滞在の機会と時間を延ばして、コミュニティの経済活動を高める。日本での試みは、いわゆる「地方創生」だ。しかし、高齢化するサービスシステムはトレイルに求められる機能をサポートできるのでしょうか?高齢化社会の背景にトレイルは危機に直面しているのでしょうか?或いは転機になるのでしょうか?そして、高齢化社会にトレイルの利用者構造も変化しており、各国が直面している動向や問題点、または試みや事例があれば相互に共有と学習する。
サブトピック4:トレイルを維持する靭性システムとシステム設計
自然環境のトレイルでは、定期的な維持管理する必要がある。維持管理では、地域環境に適した建設方法や材料を選択するだけでなく、自然の変化や人間の使用頻度や強度に対応するためにシステム設計の種類も選択する。ときどき硬性の工法は、必ずしも自然な変化に適応しない場合があり、柔軟性とタイムリーな解決策を維持できない場合もあります。ときに設計により、トレイルの被害が軽減され、さらに効率的に回復することもできる。各国のトレイル組織が、従来の要素や政府システムからトレイルの問題に効果的に対応する靭性のある設計を見つけたかどうか。経験の共有と交流することを期待する。
サブトピック5:レイルコミュニティ:民間の靭性と区域平和
最近の国際情勢は緊張している。東アジア諸国の間には既に存在している矛盾が多くある。また国と国との間に政治的対立もあり、朝鮮半島、日韓、中日、台湾と中国などには緊張関係がある。その政治関係に対して、アジアトレイル連盟のメンバーとして国境を越えた市民社会の価値を表している。政治情勢の多様な変化に対して、トレイル組織の間に相互訪問、コミュニティの友情、土地への関心、環境と健康の共通の価値観がどのように国境を超えて、地域の平和を促進し、トレイルの開放性、多様性、尊重、寛容の特性を維持する靭性システムになることができるか?各国のトレイル組織によるシェアおよび共同イニシアチブを期待している。
台北宣言:多様性、開放性、寛容性、靭性との価値
会場
カンファレンス会場-剣潭(けんたん)アクティビティーセンタ
剣潭(けんたん)アクティビティーセンターは、台北市剣潭の西隅にある基隆河沿いにあり、1,000人の宿泊を収容できます。台湾の救国団の最大収容人数を誇るトレーニングセンターであるだけでなく、台北市で最も大きな教育訓練施設でもあります。
歓迎会会場-圓山大飯店
台北圓山大飯店は、前方は基隆河、後方は陽明山、東は松山、西は淡水河を一望できる14階建て中国宮殿様式が特徴のホテルです。1952年の創業以来、圓山の中腹に高く聳える、赤い柱と金の瓦の威風堂々たる優雅な外観や、醸し出される豪華絢爛でクラシカルな雰囲気が人々を魅了し続け、中国文化の真髄を伝えるシンボルとなって参りました。